名門!三人野球部 | グリーム(gream)

名門!三人野球部

ジョンと出会ってから早くも一週間が経ちました。
僕にとってのジョンの存在が日増しに大きくなるのを感じています。


先週の金曜日、六月に迫ったBSRの詰め会議を山賊の如く行った日のこと。
会議という名の宴が終わり、解散。
酩酊したチャリ班2人(どりさんサキちゃん)と共に帰宅途中、どういうわけかバッティングセンターに入ることになりました。


これが僕のキャッチボール以外では人生初の野球体験になりました。
そしてそこで会ったのが「右投げ・100キロ・ワインドアップフォーム」のジョンでした。



球、はえーじゃないか!

話が違うじゃないか!



日本ハムの北海道移転に伴い、にわか野球ファンを始めた僕は、今までにわかだと悟られぬよう、野球中継を見ながら「体が泳いじゃってるね」
とか何となく通っぽい独り言をつぶやいたりしていたために、いつのまにか120キロくらいの球は簡単に打てるような気がしていました。


千円分のカードはあっという間に呑まれ、ヒット性の当たりはほぼゼロ。

シラフなのに。
酔いどれの女子がポコポコと前にとばしてるというのに。
どりさんなんて長いほうのバット使ってるというのに。
サキちゃんなんてものすげえつま先の尖ったクツを履いてるというのに。


ひとつだけ言い訳をさせてもらえば、ジョンは俺の打席に限って配球が急激にうまくなるね。
あと、腕の振りもよくなるし、指先に塗ったポマードですげー変化球も投げるし、

ほとんどぶつけるつもりで投げてるし、

家に全自動雀卓はあるし娘はプロゴルファーだし200勝投手だし。

とりあえず、今シーズン中に奴からテキサスヒットを打つ!

ためにも、とりあえず野球マンガ を読む。
ちょっとうまくなったような気がする。【オトウト】